オランダ留学体験談
留学する理由は人それぞれ
オランダに海外留学をした方はたくさんいますが、人によって理由は異なるようです。
父方もしくは母方の親戚、両親のいずれかがオランダ人で、自分と関わりの深い国のことをよく知りたかったという理由もあれば、世界中の留学生が集まる国で勉強をしたかったなどの理由があります。
実際にオランダへの海外留学を終えた方の体験談をいくつかご紹介します。
交換留学生としてオランダへ
私が在学していた大学ではオランダとの交換留学を行っていました。
留学できる大学はいくつかの選択肢がありましたが、日本と関わりの深い大学を選択することにしました。
私が選択した大学はオランダでも古い歴史がある学校です。
大学には私以外にもたくさんの留学生がいました。
ヨーローッパの国々からやって来た人もいれば、アジアの国々をはじめとした様々な国の出身者が集まっていました。
学生向けの寮が用意されていたので複数の人と一緒に楽しく生活していましたが、部屋の作りはお世辞にも良いとは言えませんでした。
寮生活の中で色々な国の人と交流を深めることができたのも良い思い出になっています。
私は日本でもオランダ語の勉強をしていたわけではなかったので授業に不安を感じていましたが、教科書が英語表記だったので安心しました。
実生活でも必ずオランダ語を使わなければいけないものではなく、英語でも通じたので不便さを感じることはほとんどありませんでした。
だからといって、せっかくオランダに留学しているのにオランダ語を全く話せない状態で帰国するわけにもいかないと、一生懸命頑張って習得できるように努力していました。
留学期間は思っていた以上にあっけなく過ぎ去ってしまいましたが、学んだ内容はとても意義のあるものになりました。
将来に向けて必ず役立つスキルを習得できたと実感しているので、これからの人生に大いに活かしたいと思っています。
自分に合った学校を見つけたのがきっかけ
私は最初からオランダの学校へ留学するつもりではなく、当初はカナダかオーストラリアの学校を考えていました。
しかし、私の現状では入学が難しかったため断念しかけていましたが、オランダの学校なら留学が可能だと知り、海外留学を決意できました。
独学で英語を勉強して留学に備えていたおかげで、オランダの授業で苦労することもほとんどなかったです。
ただ、独学で覚えた英語なので語学力にはあまり自信を持てませんでした。
学びたかった専門分野の学問について勉強をするのが精一杯で、英語やオランダ語のスキルを伸ばす余裕がなかったのは心残りになっています。
今回の留学ではたくさんの事を吸収することができ、とても良い機会になったと思っています。
今後もできれば積極的に勉強をして、自分の視野を広げていくつもりです。