オーストラリアのシニア留学

大昔のことになります。

私が高校生だったころ、進路相談で先生や両親と話している時

と考えた時、私の頭にはオーストラリアが浮かんできました。

海外生活、海外留学そして、自分の好きな環境で生きるならオーストラリアだと心のどこか決めていたのです。

オーストラリア留学を決めるまで

たまたまネットで探しものをしている時に「オーストラリアへのシニア留学」について詳しく説明されているサイトを見つけてしまいました。

あの頃のことがよみがえってきてしまい、そこで色々と調べてみました。

オーストラリアは美しい自然と近代的な街並みが共存する国。

私が憧れていたオーストラリアは当たり前ですが、ずっと存在し続けていてくれました。

語学学校の数は多く、私がマスターしたいと考えている英語学校は本当に沢山ありました。

また私達のように、若者と比べるとやや体力面では劣る年代層でも過ごし易い気候だとも書かれていました。

勿論、私は以前からある程度オーストラリアについての知識は持っていたので、それは知っていたのですが、改めてそのようなサイトでオーストラリアの情報を入手してしまうと、いても立ってもいられなくなってしまいました。

一度決めたら絶対に曲げないというのが私の信念でしたが、そうもいかないのが人生。

就職が決まったり結婚をしたり家族ができると自分の夢のためだけに生きることなんかできません。

ですが、もう一度チャンスがあるなら今しかないと思いました。

さすがに会社を辞めての留学はできません。

妻や息子を説得し、会社にも有給を申し入れ、短期の語学留学を決めました。

夢にまで見たオーストラリアは、留学エージェントのサポートもあったので大したトラブルも無く、準備から出発までそれほど時間を掛けずに全てがスムーズに進みました。

初めてオーストラリアの地を踏んだ時は年甲斐もなく涙を流して感動してしまいました。

留学地に選んだのは、オーストラリアのゴールドコーストです。

クイーンズランド州にあるオーストラリアでは最大の観光地としても有名なあのゴールドコーストです。
ゴールドコーストには語学学校も多くて、年間大勢の留学生が訪れるようですね。
実際、私以外にもかなりの数の留学生を目にする事が出来ました。

ゴールドコーストの生活で特に困った事皆無と言っていいほど。

あまり苦労せず済んだのは、そろらくオーストラリアに来る前から英会話の勉強をしていたおかげだと思います。
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言葉を覚えて現地の人とまず会話ができるところからスタートできたのはより多くの事を吸収できた要因だと考えています。

確かに、日本とは生活・文化・価値観などさまざまな違いはあるものの、お店も沢山ありますし、大型のショッピングセンターなんかもあって、生活に不自由するという事は全くありませんでした。

ただ、聞き取りにくい言葉や、言いたい言葉が出てこないで歯がゆく思ったことは何度かありました。

でも、学校で先生や生徒と話をしたり、いろいろな人と積極的にコミュニケーションを取っているうちに、次第に英語のリズムというか、流れが自然と身に着いてくるようになりました。

オーストラリア留学ではただ英語を学んだ、というよりも、コミュニケーションの大切さを学んだ気がします。
どんなに英語が出来るといっても、やはり言葉はコミュニケーションの一環なので、それよりも大切な事を教わった気がします。

そして人生の真ん中で、こうして留学することができたことに感謝です。

あきらめなければ過ぎ去った夢も叶うかもしれませんよ。