アメリカ留学Q&A
アメリカ留学時の注意
アメリカへの留学を考える際、最も多いタイプはホームステイとなります。
アパートを借りたりするケースもないとは言いませんが、日本以上にホストファミリーとして留学生を迎え入れてくれる家庭がたくさんありますので、やはりアメリカへの留学となればホストファミリーの自宅に招かれるという形になります。
そうなれば当然、最初ははるばる日本からやってきた留学生ですから、ホストファミリーは温かく迎え入れてくれます。
到着時には歓迎を受けるでしょうし、その後もしばらくは困ったことがないかどうか、事細かく聞いてきてくれるはずです。
しかし、これはあくまでも留学スタート時だからこその行為であることを忘れないようにしましょう。
いつまでもお客さんでは意味がない
どういうことかと言えば、アメリカへの留学時には最初こそお客さんのような扱いを受けるわけですが、これが当たり前だと思ってしまうと、その後もお客さんとしてホストファミリーに接することになります。
本来の家族であれば、家族みんなで何かをおこなう際にはその準備を全員でおこなうはずです。
しかし、お客さんにはそのような行為はさせません。
アメリカに留学した人物が、いつまでもお客さん気分でいる場合にはホストファミリーは家族の一員として扱わずに、永遠にお客さんとして扱うことになります。
それに迎え入れられる側の留学生もお客さんとしてお手伝いなどをおこなわずに過ごしてしまうことになります。
それがすべて悪いとは言いませんし、ホストファミリーの中にはそのような接し方を好むケースもあるかもしれません。
しかしながら、たいていのホストファミリーは、いつまでもお客さん気分でいる留学生を快く思わないものです。
お客さんでは自分も損をする
また、このような関係性は留学生にとっても損です。
せっかく家庭生活が目の前にあり、そこで学べることがたくさんあるというのに、それを無駄にしてしまっているわけです。
いつまでもお客さん気分で過ごすのではなく、積極的にかかわっていき、できるだけ早いタイミングで家族の一員になることを考えてみましょう。
そうすれば語学などもスムーズに習得できる可能性が高まりますし、真の意味での留学を成功させるということにつながっていくはずです。
たしかに最初はお客さんとして迎え入れられますが、それを長続きさせないように留学生も努力をしておきましょう。
どの程度で家族になるのかは、留学生の性格や迎え入れる側のホストファミリーそれぞれの性格や考え方などによって変わってきますが、できることならば到着してから数週間以内には打ち解けられるようにしておきましょう。
あまりにお客さんとしての関係を長くすると、その後は打ち解けるのも難しくなると言われているのです。